札幌の近代建築

札幌に行ったついでに市内の近代建築を見学してきました。
北海道庁の旧庁舎と北海道大学の植物園の重要文化財、そして札幌市資料館です。
道庁の旧庁舎は1888年(明治21年)に建てられたアメリカ風ネオバロック様式の建築です。
火災のために屋根と内部は消失したそうですがその後創建当時の姿に復元されています。
設計は北海道庁土木課の平井晴二郎

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そして北海道大学植物園の重要文化財群
ここには明治大正に建てられた植物園博物館関係の建物が当時の面影そのままに残っています。
非常に美しくポケットに入れて持って帰りたい。そんな素敵な建築です。

 

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当時の植物園門衛所の建物で明治44年(1911)に竣工しました。
設計者は新山平四郎

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博物館本館の建築は1882年(明治15年)に竣工した旧札幌博物場
設計の原案はCharles J.Bateman
実際の設計は開拓使工業営繕課だそうです。

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外壁は塗り直しを行ったようで淡いグリーンが周囲の緑になじんでムーミン谷に来たみたいな心地よさを感じます。

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博物館の中はヒグマやとど、アザラシなど北海道の動物や鳥などのはく製が展示されています。

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小さい建物がトイレです。これも移築されました。

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中もトイレとして使えます。

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マンサード屋根がとってもいいバランスです。

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札幌農学校二期生で北海道、千島、樺太を踏破、北海道の植物研究に携わり明治16年植物園の設計に参画し初代園長となった宮部金吾の記念館です。
建物は明治36年に建築された札幌農学校植物学教室を昭和17年に移築したものだそうです。

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最後に札幌市資料館。
ここは大正15年に札幌控訴院として建てられた建物です。
札幌軟石という石を使った貴重な建築です。

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