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SketchUPとEnscape

デザイン・設計の進め方も随分変わってきました。
紙と鉛筆の時代からCADの時代へ。そして3Dで実空間を体現できる時代へ。

初めて使ったCADはBlue Printという二次元CADでした。
Blue Prontはその後3Dを併用できるMiniCADに合併することに。
MiniCADはVectorWorksとなり、
独立する時にMachintoshからWindowsに移行。
VectorWorksよりもJW-CADを使用することが多くなりました。

長らくJW-CADを使用しつつ、もっと効率よく作業時間を詰められないか。
そればかり考えて様々なCADソフトの情報を探していました。

そんな時に出会ったのがSketchUpというソフトでした。
2006年Googleが開発元を買収し無料公開始めた時でした。
以前はMiniCADや他の3Dソフトを試したこともありましたが
SketchUPの使いやすさに感動し、設計にいかせないかと試行錯誤。
今では欠かせないソフトになっています。

その使いやすさを更に進化させたプラグインがEnscapeというソフトです。
リアルタイムレンダリングで設計しながら瞬時にCGパースが見れる。
建築家やデザイナーは頭の中でリアルタイムレンダリングしているのですが
その情景をそのまま施主や施工者と共有できることになります

日本橋元禄隠居 中央区築地

そんな設計手法やSketchUp+Enscapeの話もおいおいと書いていきたいと思います。

薪竃

計画中の飲食店で薪の竃を計画しています。

先日、群馬県前橋市まで打合せに行って来ました。

大正年間に創業した煉瓦の会社です。

注:写真はテストキッチン用の薪式調理器で、今回計画しているものではありません。

養蚕が盛んだった群馬には富岡製糸場の様な煉瓦造の建築も多く、煉瓦製造が盛んだったそうです。

今はその技術を利用し、ピザ窯や炭、薪の調理器を製造しています。

煉瓦は現代のスピード社会と少し別の時間軸を持っている気がします。なにか、ホッとする空気がそこにはあります。

そんな時間と空気と記憶を提供できるデザインにしたいですね。(^^)

歓帰荘

白井晟一の幻の建築と言われる「歓帰荘」を見る機会がありました。

1938年伊豆長岡に建築され、三養荘の増築の時に解体されその後、1988年に某高原地に移築されましたが、個人の別荘のため、所在地も明らかにされてませんでした。

今回、特別のイベントに参加する事で内部を拝見する事が出来ました。

竣工当時茅葺だった屋根は金属葺に、和室が洋室に変わったりはしているものの、二階のサロンは移築時に白井晟一が望んだ通り、オリジナルを忠実に残し当時のままの形が残っている様だ。

「縄文なるもの」という思想のもと、力強い美しい空間を見る事が出来ました。

文楽

東京都写真美術館ホールで上映されてる文楽の映画「冥土の飛脚」を観てきました。これは1979年カナダ人監督であるマーティ・グロス監督が京都の太秦の撮影所に本格的な舞台セットを作り、撮影された映画のデジタルリマスター版です。


普段触れる事の少ない文楽ですが、日本芸術として完成度も高く美しい世界を堪能しました。

上映後、マーティ・グロス監督が自ら撮影秘話をお話してくれました。

撮影は3週間かけて行われ、最初に音録りを行い、音に合わせて場面場面で人形を演じ、編集は3ヶ月かけて作られたとの事。

音響、音楽監修は日本を代表する作曲家の武満徹さんが加わっています。

もともと海外に日本芸術を紹介する目的で作られた映画で、日本では公開されませんでした。そのため幻の文楽映画といわれていましたが、新たに日本語字幕を付けて2011年に東京都写真美術館ホールで公開され話題になった作品の再演です。

歌舞伎に人気を奪われ演者も少なくなってしまった文楽ですが、改めて完成度の高い美を見ることが出来ます。

出演者はみなさん人間国宝の方ばかり、見ごたえのある映画でした。

北斎

すみだ北斎美術館に行って来ました。

妹島和世設計の近代的な美術館。


公園の中、四方向どこからも入れる開かれた美術館です。

非常にコンパクトな美術館で、縦導線はエレベーターのみ。混雑時には相当待たされそうです。^^;

北斎の作品に刺激を受け、江戸東京博物館に寄り、江戸日和となりました。