中村建築設計事務所の歩み
創業者中村達二は大正・昭和初期に東京日本橋蛎殻町で中村庸二建築事務所を営んでいた中村庸二の長男として日本橋で生まれました。8歳の時に中村庸二は死去、その後名古屋で育った達二は父中村庸二の同級生の岸高 武氏(当時清水組)を頼り東京に出てきます。その後レーモンド事務所OBの鷲塚誠一建築設計事務所に勤務し、戦後GHQの返還後処理のため、帝国ホテルの改修に携わり、実測、地盤沈下の復元工事、孔雀の間の改修工事に関わりました。
昭和29年一級建築士の資格を取り、昭和31年東京の三鷹で中村建築事務所を始めました。
昭和37年名称を中村建築設計事務所に改称、昭和41年2月に株式会社として法人登記し、住宅・共同住宅・オフィス・店舗等の設計を行ってきました。80歳を境に平成17年1月代表取締役を退き、中村耕三を代表として場所を中野区に移し、現在に至っています。
代表取締役
一級建築士 第184551号
中村 耕三
Kozo Nakamura
東海大学工学部建築学科卒業
古橋研究室で建築家古橋栄三氏に学ぶ。
田中一昭建築事務所勤務
住宅建築を中心に建築全般の設計に携わる。
株式会社 スワンズ・アイ・ディー勤務
飲食店の設計を中心に物販・展示・プロダクト等
デザイン空間の設計監理に関わる。
株式会社 中村建築設計事務所主宰
創業者中村達二から引継ぎ現在に至る。
創業者
一級建築士 第21200号
中村 達二
Tatsuji Nakamura
官立名古屋高等工業学校
(現名古屋工業大学)第二部建築学科卒業
鉄工建築株式会社勤務
鷲塚誠一建築設計事務所勤務
宝ヶ池京都競輪場設計
帝国ホテル改修工事他
レーモンド事務所へ出向、
聖アンセルモ教会等の設計に携わる。
早稲田大学南構造事務所勤務
ステッフェスインターナショナル設計部勤務
小椋設計事務所勤務
中村建築事務所設立
中村建築設計事務所に改称
株式会社 中村建築設計事務所を設立
「建築作品 第一集 中村庸二建築事務所編」(洪洋社発行)